平成19年度11月活動スナップ

11月10日 「葦船学校−1 パンフルート製作」



 葦船学校 パンフルート作り。
葦を使った笛を作りました。材料は、高槻の鵜殿で採取した葦を使用しますが、笛になる葦は、太く、厚みのあるものしか、笛に出来ませんので、非常に貴重です。その葦を使い、みんな悪戦苦闘?!何とか形になっても調律が難しく、またまた、悪戦苦闘?!でも、何とか完成しみんな大満足!古代から楽器として使われていたこの笛。みんなで、遠く古代の音色を再現する事が出来ました。


   


11月17日 「葦船学校−2  鵜殿水路生物調査・魚の救出作戦」



 冬の間葦育成のため、水路の水を抜きます。夏の間に水路にポンプで吸い上げられた魚が、半年で、大きく成長しますが、水路から水が抜かれ、乾燥してしまうため、魚たちが大量死してしまいます。その魚をすくって、本流に返してあげる作業です。
 リヤカーに荷物を積んでいざ出発!今までに何度か見た水路にくると、干上がっいて愕然! 水が無い為、行き場を失った魚たちが、小さな水溜りや、ウォターレタスの下の泥の中に…鯉やフナが一杯うごめいています。
  子ども達のテンションも上がり、初めは、ただ魚が簡単に獲れる事の楽しさで捕獲をしていましたが、魚の命を救うと言う、使命感があったのか、いつもより一生懸命になって、なかなか手がとまりませんでした。
  体長、30cmのナマズが5匹、タウナギ、鯉やフナを多数、救出に成功しました。それとザリガニがバケツに一杯。これは、学校のザリガニ池で飼うため持ち帰りました。水がある程度抜けた状態でしたから、小さな子供でも、手づかみができて、本当に楽しい活動でした。


高槻、鵜殿の葦原に向かってリヤカー隊の出発です。坂道やガタガタ道も協力して進んで行きました
水が干し上がる寸前…魚たちは必死に水気を求めて、ウォターレタス群の根元やわずかにある水たまりに逃げています。
救出に来るのが間に合わず、元々は水たまりだったような所に、固まって小魚が日干しになっていました。
ウォターレタス群をむしり取っていくと、ザリガニやナマズ、タウナギ、ダルマガエルなども水分を求めて隠れていました。
バケツに何杯もの魚を救出し、本流や支流などに放流しました。 ザリガニは学校の池に放流しました。



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